【法律学習応援ブログ】短答問題に挑戦!
2019-08-06

憲法⑨ 第1問

大学は,国公立と私立とを問わず一般市民社会とは異なる特殊な部分社会を形成しており,学生に対する単位授与認定行為は,当然に一般市民法秩序と直接の関係を有するものでないことは明らかであり,原則として裁判所の司法審査の対象とはならない。一方,国公立大学の専攻科の修了を認定しないことは,学生が一般市民として公の施設を利用する権利を侵害するものであるから,前記認定に関する争いは司法審査の対象となる。

憲法⑨ 第2問

地方議会の議員の除名処分については,団体の内部規律の問題として処理されるべきであり,処分の適否について司法審査は及ばない。

憲法⑨ 第3問

衆議院の解散の効力についても司法審査が及ぶ。

憲法⑨ 第4問

司法権の独立の核心である裁判官の職権の独立は,裁判について裁判官が他の機関から事実上の影響を受けないという要請までは含まないため,裁判官の自由な判断形成に対して事実上重大な影響を及ぼす行為が行われたとしても司法権の独立を侵すものではない。

憲法⑨ 第5問

憲法上,すべて裁判官は,この憲法及び法律にのみ拘束されるとされるが,ここにいう「法律」には,不文法たる慣習法や条理は含まないとされている。

憲法⑨ 第6問

判例によれば,裁判所法52条1号にいう「積極的に政治運動をすること」とは,組織的,計画的又は継続的な政治上の活動を能動的に行う行為であって,裁判官の独立及び中立・公正を害するおそれがあるものをいう。

憲法⑨ 第7問

裁判所は,行政機関が認定した事実について,これを立証する実質的な証拠があるときは,その認定に拘束されることがある。

憲法⑨ 第8問

憲法上,裁判官には身分保障が与えられているから,すべての裁判官は,裁判により心身の故障のため職務を執ることができないと決定された場合を除いては,公の弾劾によらなければ罷免されない。

憲法⑨ 第9問

罷免の訴追を受けた裁判官に対しては,裁判官弾劾裁判所において審理を受けている期間中,報酬の支払を停止することができる。

憲法⑨ 第10問

立法内容が違憲であれば当該立法行為・立法不作為は国家賠償法1条1項の適用上も当然に違法になる。